ご存知ですか?

「鮒ずし」は春に生きたままの活魚を内臓処理し、卵だけを残し一旦塩漬けします。
その塩分は飽和状態になるようにしっかりと鰓ぶたの中にまで塩を入れ腐敗させないようにします。
暫くすると魚からの水分が全体に広がり樽の中は3か月ほど経過すると魚醤のような
いい香りの塩水に浸したようになります。
そのことから「塩分が多い」ように勘違いされるのですが、その後水洗いし、飯漬けします。
約半年の発酵期間を終えて仕上がった鮒ずしは、塩分は低く、
その乳酸菌の効果はコレステロールを下げる働きがあります。
今回「飯魚いお」の鮒ずしの成分を分析していただき、正確な塩分量を検査していただきました。
どうぞ1日10gを目安として摂取するのが理想ですので、サプリメントやお薬に頼らず、
滋賀の伝統食の良さを味わいながら、食していただけることを望んでいます。。。