只今、飯魚いおの養殖池では「にごろぶな」の自然産卵の季節です。
びわ湖の天然ニゴロブナを親として200キロほど3月に入れたのですが早速、
カワウが狙いだし、大慌てで防鳥網を張りました。
3月後半から続々と産卵が始まり、孵化しています。約7日ほどで3ミリから5ミリの
稚魚の確認ができるのですが、その成長期は早く列をなし、池の外周を群れで泳ぐ習性があります。
5月半ばの今の時期でも孵化したてのサイズが多くみられ産卵期は梅雨とともに本格化します。
この自然環境の池には多くのアメンボやタガメやザリガニも生息していますので、
生き残った数がはっきり明確になるのは7月後半です。

